もうすぐお盆がやってきますね。
毎年お盆休みの時期は各地で様々なイベントが行われますが、2019年は8月15日から16日にかけて台風10号が日本に上陸するということで、各イベントが開催なのか中止なのか、若しくは延期になって別の日に開催されるのかが気になるところですね。
京都ではお盆の時期になると、大文字焼で有名な「五山送り火」が開催されます。
五山送り火はご先祖様の霊をお送りするという、京都を代表する行事の一つで京都市登録無形民俗文化財となっています。
五山送り火は午後8時から大文字の点火を始まりに、5つの山で、妙法、舟形、左大文字、山にかがり火が点火されてそれぞれ30分程点火しています。
毎年五山送り火を観賞するために事前に京都付近のホテルやレストランで予約を取って、遠方から京都へ来られる方もたくさんいらっしゃいます。
そんな毎年行われている五山送り火ですが、2019年度はちょうど台風10号が西日本を直撃すると言われている時期と被ってしまっています。
お盆の時期であり、各地での帰省ラッシュの時期でもありますね。
気になるのが、台風10号によって五山送り火2019が中止となってしまうのか、あるいは延期となってしまうのかということですよね。
無事に台風の影響を受けずに五山送り火が開催されてほしいものですが、火を伴った行事だけに天候の影響はどうしても受けてしまうものではないかと思います。
五山送り火2019は台風や雨天の影響を受けてしまうのか、調査してみました!
今回は、「五山送り火2019は台風や雨天で中止に?延期の場合の開催日はいつ?」と題して、五山送り火2019が台風の影響を受けるのかについてお送りしたいと思います。
五山送り火2019は台風や雨天で中止になるか?
大型台風である台風10号が日本に向かって進路を進めており、ちょうど8月15日~16日当たりに西日本に影響を与えると話題となっています。
五山送り火2019は台風や雨天で中止になってしまうのでしょうか?
確認をしたところ、五山送り火2019が台風や雨天によって中止になるといった情報はまだありませんでした。
ただ、京都観光オフィシャルサイトによると気象条件によっては送り火を点灯する時刻が変更になる可能性があるといった情報がありました。
(点火時間は各山とも約30分間。気象条件によっては点火時刻を変更する場合もあります)
引用元:京都観光オフィシャルサイト京都観光Navi
過去に台風や雨天でも開催されていたのかを調べてみたところ、2016年に豪雨だったようですが五山送り火は延期とも中止ともならず開催されていたようです。
ちなみに雨天時でも決行していた2016年度の五山送り火は、豪雨で送り火があまり見ることができないといった状況でした。
2013年の隅田川花火大会、2016年の五山送り火、どちらも樹木希林さんがTV中継のゲストで出演されていて、どちらも豪雨でした💦 御葬儀の今日も台風でまた豪雨…?と心配していましたが、小雨で良かった。。。合掌。
— みゆう (@nakimu_c) September 30, 2018
五山送り火2019は台風や雨天でも中止とはならず、開催予定時刻に開催されるか、または時刻が変更になる可能性が高いのではないかと思われます。
ちなみに、五山送り火当日が雨天の場合は、五山送り火自体は決行されても、「鴨川河川敷」への立ち入りが禁止になる可能性もあります。
鴨川河川敷周辺で見ることを検討されている方は、ご注意くださいね。
五山送り火2019が延期の場合の開催日はいつ?
五山送り火2019が延期となってしった場合の開催日はいつになるのでしょうか?
確認をしたところ、五山送り火2019が延期の場合の開催日についてはまだ情報がありませんでした。
今までの開催状況を調べてみたところ、基本的に五山の送り火は雨天決行、台風決行、集中豪雨決行で行われていたようです。
時代祭はあっさり中止にするのに、五山送り火とか山鉾巡行は台風だろうが警報出てようが決行するのね。
— くだ あきちぃ@8/27わかさ (@akikokuda) October 20, 2017
その為か、延期となった場合の開催日について何も情報がありませんでした。
ただ、今回の台風10号についてはかなり大型で京都でも猛威をふるまうことが予想されますので、延期となる可能性もあるかもしれません。
わかり次第、こちらの記事についても更新させていただきます。
五山送り火2019の基本情報
開催場所
- 大文字 (東山如意ケ嶽)
- 妙、法 (松ヶ崎西山・東山)
- 舟形 (西賀茂船山)
- 左大文字(金閣寺大北山)
- 鳥居形 (嵯峨曼荼羅山)
開催時間20:00~20:50頃
各送り火の点火時間
- 大文字:20:00〜20:30頃
- 妙:20:05〜20:35頃
- 法:20:05〜20:35頃
- 船形:20:10〜20:40頃
- 左大文字:20:15〜20:45頃
- 鳥居形:20:20〜20:50頃
京都観光オフィシャルサイトのホームページはこちら
まとめ
今回は、「五山送り火2019は台風や雨天で中止に?延期の場合の開催日はいつ?」と題して、台風や雨天時に五山送り火2019が中止や延期になるのかといったことについてお送りいたしましたが、いかがでしたでしょうか?
過去の事例をさかのぼってみても、五山送り火は集中豪雨であろうと悪天候であろうと開催されています。
1964年までさかのぼりますが、1964年以降は多少の荒天でも五山送り火は中止とも延期ともならず決行してきたようで、なんと50年以上送り火の雨天順延や中止はなかったということなのです!!
ちなみに1963年は、五山の送り火のうち大文字がひどい雨天の為点火ができなかった状態で、翌日に延期となっていました。
よほどの悪天候でない限り開催されるようなので、2019年度も今までと同様中止や延期とならないでいてほしいですね!
ただやはり、台風の場合は勢力によってさすがに決行が困難だと判断されてしまうと、中止や延期となってしまう可能性も考えられます。
当日は台風の直撃が五山送り火2019が開催される時間と被らないことを祈るばかりですね。
それでは、今回は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。